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東北観光を「支援目的」から「目的地ありき」へ

Posted on 2011-12-16

宮城県の旅館様に伺いました。

被災地から離れたところに居ると、最近ニュースで取り上げられるのは原発問題ばかりで
被災地の情報に触れる機会が少なくなっていたので、現状どうなのかと気になっていたのですが、
旅館の方から震災時や震災後のお話を伺い、大変なご苦労をされていることに気づかされます。

現時点では、県内のお客様の他は、
全国からの復興支援隊や東北応援ツアーだったり、
東京都の期限付きの助成金(1泊3,000円・2泊まで)を利用していらっしゃる、あくまで“支援目的のお客様“が多く、
今年いっぱいは、人材削減や賃金カットでなんとか業績を維持していらっしゃいました。

結局、「東北の観光地に行きたい」、「東北の温泉に入りたい」という観光目的のお客様は皆無だそうで、
上記の方たちがひと段落したらその後は・・・という状況で、非常に危機感を持っていらっしゃいました。

旅館の経営努力ももちろん必要ですが、今回の外的要因は手の施しようがありません。
助成金や支援ツアーのような、東北に“行く”動機付けと合わせて、
東北に“行きたい”動機付けを促すための施策が求められています。

ただ、助成金があるから、東北支援のために「東北に行こう!」という現在の送客手法を
例えば、「東北には●●があるから行こう!(今なら助成金もあります)」という
目的地ありきのスタイルに変える必要性を感じた次第です。

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株式会社観光文化研究所 井川今日子
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