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新型コロナ感染対策優秀国「台湾」

Posted on 2020-05-18

過日の大型連休中に、zoom講演で台湾の現状について話を伺い、新型コロナウイルスの封じ込めに成功している国の1つである台湾の対策について詳しく知ることができました。

zoom講演といっても、オープンではなくクローズドのものでしたので、生の声を知ることができたと思います。

講演者は、コロナ問題が深刻になる前までは日本の宿泊業界に務めていて、その後はパスポートの更新などもあり、台湾に一時帰国している若い台湾人の男性です。  

 

講演のあった5月2日の時点で、台湾では感染者ゼロが6日間続いており、6月には収束の見込みということでした。

その当時の数字ですが、感染者数は台湾全体では429名、うち首都台北で116名程度。

ちなみに台湾の人口は2378万人です。日本と比較するとかなり感染者数が少ないことが判ります。

 

 日本のGW期間の頃は台湾も大型連休中で、観光地は、そこにいる全員がマスクを着用していることを除いては、普段通りの賑わいを見せているということでした。 

なぜ台湾ではこのような低い数字で抑えられているかを聞くと、やはりSARSの経験が役立っていて、2020年1月時点で早々に中国からの入国を禁止したり、様々な規制が効果を発揮しているようです。

 

例えば、

・マスク購入は健康保険証を用いて予約をしないと購入できない仕組み(このような状況下でのマスク販売は罰金)

・健康保険証にはICチップが内蔵されており、常に位置情報が把握されている(健康保険証を携帯していなくても、個人情報がスマホとリンクしている)

・飲食店やホテル、観光施設の入店時には、検温&アルコール消毒が必須

・武漢への渡航歴を隠すと100万円の罰金

・クラブに行くと300万円の罰金

等がありました。

 

先述の通り、台湾の連休中は観光地が賑わっていたというので、5月中旬頃にはもしかするとまた感染が拡大してしまうのではないかと懸念していたのですが、5月2日以降本日18日までに新たな感染者は10名も出ていませんでした。6月には収束するという話は現実となりそうです。

 

今後、台湾の飲食・宿泊・旅行を含めた観光業全般の動向には注視していきたいと考えています。  

 

ICチップで個人の位置情報が追跡されるのは、日本ではなかなか抵抗があり浸透しないと思いますが、台湾では「収束のためには仕方が無い」という考え方が圧倒的多数のようで、さほど抵抗感がないようです。  

有事の際の結束力というのは凄まじい力を発揮するものです。

 

それにしても、このような感染対策優秀国がWHOに加盟/参加できないのは違和感しかありません。

 

※上で紹介したのは、講演者の一意見であり、事実と異なる場合があるかも知れません。  

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株式会社観光文化研究所 井川今日子

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