非接触型体温計について
Posted on 2020-09-30
先日に北海道に行き、観光施設や宿泊施設の現状を視察してきました。
久々に満席近い飛行機に乗り、観光施設や宿泊施設(チェックイン)での行列を体験したものの、昨年の今頃は訪日外国人旅行者も大勢いただろうし、この何倍も混雑していたのだろうなと思いを馳せてしまいました。
旅行中は至るところで体温検査があったのは言うまでもありませんが、屋外を中心とした観光地や観光施設での体温チェックはありませんでした。宿泊施設によっては、チェックインの時でだけでなく、食事会場(レストラン)の入口でも毎回検温を求められるところもありました。
その検温で気になったのが、体温計の性能か、測定の仕方が悪いのかはわかりませんが、36度台を下回る人が多く、感知する体温が低過ぎないか?ということでした。丁度隣でチェックインをしていた人の体温が聞こえてきたのですが、「35.2度です」と言われていて思わず笑ってしまいました。
検温をするスタッフもお客様に発熱があった場合の対処に困るでしょうし、旅行者側も発熱が原因で宿に泊まれなかったら嫌ですので、低めに出るのは双方にとって良いことかも知れませんが、発熱者の来館を未然に防ぐにはうまく機能していないように思います。
非接触型の体温計で測定される体温と、接触型(脇の下で計る)体温計での体温にどのくらいの差があるかを一度把握しておくと良いかも知れません。
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株式会社観光文化研究所 井川今日子
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